ニュース

インタビュー

【インタビュー記事】「自作ツールの限界から始まった、AI変革」― Portus AI 代表 渡邉 × 佐竹マルチミクス 様 対談 ―

2025/7/1

【インタビュー記事】「自作ツールの限界から始まった、AI変革」― Portus AI 代表 渡邉 × 佐竹マルチミクス 様 対談 ―

属人化の壁と自作ツールの限界─導入の背景

渡邉(Portus AI):

本日はお時間をいただきありがとうございます。さっそくですが、御社がAI導入を検討されるようになった背景についてお聞かせいただけますか?

佐竹様(佐竹マルチミクス様):

はい。当初の最大の課題は「属人化」(と「工数の多さ」)でした。攪拌機の仕様算定が特定の担当者に依存している状態が続いていたんです。その結果、判断や作業が人によってばらつき、業務の標準化や効率化が思うように進まず、スケーラビリティに限界を感じていました。

渡邉:

なるほど。その問題に対して、どのように対応されていたのでしょうか?

佐竹様:

まずは ExcelのVBAなどの自作のツールを作り、何とか業務の負荷を減らそうと工夫していました。ただ、それも限界があって、メンテナンスや拡張性の面で「このままではダメだ」と感じるようになりました。

渡邉:

なるほど。そこでAI導入を検討されるようになったのですね。最終的に「導入しよう」と決断されたきっかけは何だったのでしょうか?

佐竹様:

やはり、社内リソースだけで対応し続けるのには限界があると強く感じたことです。日々の業務をこなしながら、新たな仕組みを構築するのは現実的ではなく、外部の力を借りる必要があるという結論に至りました。スピード感を持って前に進むには、専門性と実行力を持ったパートナーが必要だと。

Portus AIを選んだ理由

渡邉:

数ある選択肢の中で、最終的に弊社をお選びいただいた"決め手"は何だったのでしょうか?

佐竹様:

技術力やコストももちろん見ましたが、一番は「誠実に対応策を考えてくれたこと」です。ここが他社との違いでした。

渡邉:

ありがとうございます。ちなみに、導入前の比較検討では、どういった観点で各社を評価されていたのでしょうか?

佐竹様:

もちろん技術力や価格面も判断基準として見ました。ただ、それ以上に「課題に対してどれだけ真摯に向き合ってくれるか」という点はかなり重視しました。御社は、最初の相談段階から「これは難しいですね」で終わらせず、「どうすれば実現できるか」を一緒に考えてくれました。その姿勢が印象的で、他社との違いを強く感じました。また、技術面でも学びになる点が多く、提案を受ける中でこちらも成長できる部分が多々ありました。

渡邉:

ありがとうございます。具体的には、どのような提案の仕方や対応が印象に残りましたか?

佐竹様:

ヒアリングの中で、私たちが認識していなかった課題まで丁寧に拾い上げてくれたところです。こちらの話をただ受け取るだけではなく、業務の背景や現場の流れを理解しながら提案してくださったので、「一緒に考えてくれている」という安心感がありました。表面的な解決策ではなく、根本的な改善につながるような視点を持っていた点が非常にありがたかったです。

渡邉:

導入から一定期間が経ちましたが、現在の運用状況やご満足度はいかがでしょうか?

佐竹様:

まず、アプリケーションの操作性については非常にシンプルで、一画面で完結しているところが使いやすいと感じています。一方で、UIやUXの細かな設定まわりについては、まだ改善の余地があるとも思っています。

ただ、それも含めて「使いながら育てていくもの」という認識が社内でも共有されつつあり、本格的な運用に向けて今まさに試行錯誤を重ねている段階です。そうした中でも御社が引き続き伴走してくださっている点は非常に心強いですね。

また、ヒアリングから初期構築までのスピードがかなり速く、正直なところ戸惑いもありました(笑)。それでも、短期間でここまで形にしていただいたことで、今後の展開に対する安心感も持つことができました。

ちなみに、我々の製造内容ってかなり説明が難しい部分もあるので、技術者の方が困っていないか少し心配だったのですが…そのあたりはいかがでしたか?

渡邉:

はい、おっしゃる通り製造内容の専門性は高いと感じていましたが、必要な情報と重要度の低いものを整理できていたので、半月に一度のミーティングで効率よく情報収集を進められました。しっかりと段階を踏んで理解を深められたのは、御社のご協力あってこそだと感じています。

渡邉:

本日は貴重なお話をありがとうございました。御社のような製造業の現場で、AIが本当に役立つ形をこれから一緒に作り上げていけることをうれしく思っています。まだ道半ばではありますが、今後とも業務変革のパートナーとして伴走させていただければ幸いです。

佐竹様:

こちらこそ、ありがとうございました。いよいよこれからが本番だと考えていますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。